世にも奇妙な物語

2000年11月1日
スワロウテイルですっかり映画監督となった岩井
俊二や鈴木勝秀さんの脚本がすごくよくて、それも最後のクレジットまで観ないとわかんないから、結構観てると思っていたら、そうでもなかった。
十年もやってるんだって、びっくり!
さすがに十年前ったら・・・観てたっけ??
昨日みたのは初めてみる話だったのでちょっと新鮮、でもって作りが今より丁寧な気がした。

ピックアップされてたのは「思いでを売る男」と
「王将」
前者は、SF小説「記憶売ります」みたいのかなー
と思ったら全然違った。

借金だらけの男がおもいでを切り売りしていくん
だけど、なぜ借金取りのことは覚えているんだろ
う?なんてツッコミ入れながらも、最後まで残し
ておいた別れた子供との思いでを消すシーンは結構
ジーンときた。
生まれたばかりの子供を抱いている自分、やっと「たっち」が出来た子供に拍手する自分と妻・・・それらが走馬燈の如く流れ、消える。

そこからいろいろ連想してしまった。
親って、いつまでたっても自分の子供は子供、
それもいい大人になってからもちっちゃい頃のこ
とが頭から離れない。
生まれた時から、茶髪のガングロってわけじゃない
からね、生まれたては皆天使よ(猿みたいだけど)
ああゆーこたちの親も、だから今でも我が子を可愛いって思ってるのかなーとか、わたしのおかーさんはいまだにわたしが熱々のお鍋とか持つと気をつけなさいよ、危ないからとか言って心配するぃ・・・とか、いろいろ。

このテのものって、軸というか根底というかが
F・K・ディックで、シチュエーションと役者が
違うだけで、どの話もほとんど一緒。
そうとわかってて安心して?観る。決まったオチ
でも楽しめる。
でもさすがにここ数年はネタ切れの感あり。
ありとあらゆるシチュエーションったって限界があるものね。

映画のシュミレーションものもテレビで何度もや
ってるしなー・・・チェスに殺される〜というの
はちょっと面白そう、久々の武田真治くんだわ・・
ビデオになったら観ようかな。




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